FireHDにTermuxを入れてインターネット速度を自動記録する

公開日時

以前、RaspberryPiを使ってインターネット速度計測結果をスプレッドシートに自動記録するようにした

蓄積されたデータを眺めていると総じて遅い。

RaspberryPiは2.4GHz帯のWifiを使っているため、そのせいで遅くなっている可能性がある。

5GHz帯のWifiを使って検証をしたいがRaspberryPiで5GHz帯を使えるようにするには別途5GHz帯に対応したUSBドングルを追加する必要があり大変。

そこで、家にあるFireHD(Android端末)が5GHz帯に対応していたのでTermuxをインストールし、FireHD上で[[speedtest-cli]]を実行するようにした。

  • 参考記事の手順に沿ってsshを設定

    • スプレッドシートのURLを手打ちするのが大変だったのでPCからsshできるようにした
  • speedtest-cliのインストール

pkg upgrade
pkg install python
pip install speedtest-cli
  • cron用スクリプト追加
    • rubyが入っていたのでrubyでURLエンコードをするようにした
#!/bin/bash

csv=`/data/data/com.termux/files/usr/bin/speedtest-cli --csv`
encoded_csv=`echo "${csv}" |  /data/data/com.termux/files/usr/bin/ruby -r uri -ne 'print URI.unescape $_'`
/data/data/com.termux/files/usr/bin/curl -L -s -o /dev/null https://script.google.com/macros/s/XXXX/exec?csv=${encoded_csv}
  • 実行権限を付与して、cronで定期実行するように設定
chmod +x speedtest.sh

crontab -e

0 * * * * $home/speedtest.sh
  • crond起動
crond

これで5GHz帯でのインターネット速度計測ができるようになった。

しばらくは2.4GHz帯と一緒に運用してどれくらい速くなるのか検証してみる。

参考


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