Windows 10をWake On LANで起動する
最近Steamゲームをする機会が増えてきたのでWindowsマシンを買った。
これまでmacbookだとカクついて遊べなかったゲームも快適に遊べる。
あとはmac対応していなかったゲームも遊べるようになったのは嬉しい。
毎回起動ボタンを押して起動するのが面倒だったので以前作ったAlexa非対応テレビをAlexa対応にするスキルにWindowsマシンを追加して「Alexa、Steamを起動して」で起動できるようにした。
この仕組を作るにあたってWake On LANの設定が必要だったので手順を残しておく。
Windowsでの設定
デバイスマネージャー -> ネットワークアダプターを右クリック -> プロパティ -> Wake On LANを有効に
BIOS設定の変更
Shiftを押しながら再起動を行い、BIOSメニューのAPM ConfigurationからWake On LANを有効に
Windowsマシンのmacアドレスを控えておく。
Raspberry PiからWOL
wolコマンドを利用してブロードキャストアドレスとmacアドレスを指定すればWindowsマシンが起動する。
wget http://www.gcd.org/sengoku/docs/wol.c
gcc wol.c -o wol
./wol 192.168.1.255 {Windowsマシンのmacアドレス}
あとはapi経由でwolコマンドを実行できるようにして、alexaスキルが呼ばれた時にapiを実行するようにすればOK。
WOLで起動した後の終了方法について
ただ、RaspberryPi経由での起動はできるようになったけど、スリープにしたりシャットダウンすることはできない。
そもそもWindows10 Homeエディションだとリモートデスクトップが使えないらしく、Proにするしかないのかなと思っていたらChrome リモート デスクトップが使えた。
Chromeリモートデスクトップはスマホアプリもあるので、PCとスマホからWindowsマシンの終了ができるようになった。
これで快適にゲームができる。