1つのサーバで複数のGitHub DeployKeyを切り替えて使う
RaspberryPi上で動かしているアプリケーションが複数あり、それぞれのアプリケーションのデプロイ（git pull）用にdeploy keyを利用している。
GitHubの仕様上、一つのdeploy keyを複数アプリケーションで使い回すというのができないため、各アプリケーションごとにdeploy keyを作成する必要がある。
１つのサーバで複数のdeploy keyを使用する場合は一工夫必要だったので手順をまとめておく。
まずはdeploy keyの作成。
-fオプションでファイル名の指定ができる。
ssh-keygen -t rsa -b 4096 -C "" -f ~/.ssh/id_rsa_sample_app_deploy生成したdeploy keyの公開鍵（~/.ssh/id_rsa_sample_app_deploy.pub）をGitHubのdeploy keyとして登録する。
その後、サーバの.ssh/configに各deploy keyを利用するHostの設定を追加する。
Host github-sample-app
User git
Port 22
HostName github.com
IdentityFile ~/.ssh/id_rsa_sample_app_deploy
TCPKeepAlive yes
IdentitiesOnly yes
Host github-sample-app2
User git
Port 22
HostName github.com
IdentityFile ~/.ssh/id_rsa_sample_app2_deploy
TCPKeepAlive yes
IdentitiesOnly yesそして、アプリケーションのディレクトリに移動してoriginを変更する。
cd path/to/sample-app
git remote remove origin
git remote add origin git@github-sample-app:username/sample-app.gitこれで今後はgit pull時にdeploy keyが認証情報として使用される。
deploy keyを使うことで、chatopsやデプロイの自動化がやりやすくなる。